DS-Multirole 【カスタマイズ・ライト】ご利用事例
OKI 経営基盤本部 研究開発センター AI技術研究開発部
短期間でOKIオリジナル スキル体系を構築し、教育・研修プログラムの効果確認、AI人材の発掘に活用する
2019年11月1日 掲載
※ 所属、役職等は記事掲載当時のものです
導入の経緯
短期間でスキルアセスメントを実施
技術者の現スキルを把握するため、スキルアセスメントを約3ケ月でスキル体系の構築からアセスメント実施まで完了させる必要があった。
AI・IoT・データサイエンティスト等の先端技術への対応
スキル把握の対象がAIを中心としたIoT、データサイエンティスト等の先端技術のIPA‐iCD標準準拠のスキルコンテンツが必要であった。
保有スキルの見える化と費用対効果
技術者の保有スキルを把握するため全ての役割(ロール)のスキルレベルを見える化する必要があり、また投入費用も限られていた。
ソリューションの提案
DS-Multirole『カスタマイズ・ライト』との出会い
上記の条件で以前から親交のあるITスキル研究フォーラムに相談し、DS-Multirole『カスタマイズ・ライト』ソリューションの提案を受けた。
- 役割(ロール)をDS-Multiroleの全てのコンテンツから選択できる
- IPA-iCD標準に準拠したスキルコンテンツである
- 1度の受診で全ての役割のレベルが見える化できる
- カスタマイズ期間は通常3~6ケ月必要だが、1ケ月で構築できる
- 費用も通常のカスタマイズの1/10程度で完了できる
上記により、『カスタマイズ・ライト』の採用を決定した。
活用のポイント
- 教育・研修プログラムの実施効果測定
- 社内AI人材の発掘
- AI人材としてのロール・必要スキルの明確定義
- 保有スキル人材数・レベル分布
- AI人材の育成・配置
所感
竹内 晃一 氏 |
Koichi Takeuchi 経営基盤本部 研究開発センターAI技術研究開発部 担当部長(AI・データ分析) シニアスペシャリスト 博士(工学) |
今回のDS-Multirole採用により、AI人材としてのロールや必要スキルを明確に定義した上で定量評価するための客観的指標値(共通ものさし)を作ることを目指しています。
また、スキルチェック結果を集計することにより、どのようなスキルを持つ人材が何処に何人いるか、またスキルレベルの分布はどうなっているかを見える化できました。
これにより、AI人材の発掘・育成・配置などが、より適切にできるようになると期待しています。
今後は今回の試験運用を評価しつつ、全社への展開を検討しています。
出典/論文紹介
沖電気工業株式会社技術広報誌OKIテクニカルレビュー
233号 Vol.86 No.1 (2019年5月) 人間中心の社会を実現するAI
「AI適用を加速するOKIの取組み」
※ 本論文の全文については沖電気工業株式会社様のWebサイトでご覧いただけます
https://www.oki.com/jp/otr/
筆者紹介
竹内 晃一 氏 |
Koichi Takeuchi 経営基盤本部 研究開発センターAI技術研究開発部 担当部長(AI・データ分析) シニアスペシャリスト 博士(工学) |
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