DX推進の軸は「人」
DXは、組織の文化風土改革、仕事のやり方改革、新規事業開発。いずれのテーマにおいてもことを行うのは、「人」。
従って、まずはDXに対するスキルや意識、行動がどのような実態かを、組織として「ものさし」を使って定量的に把握し、見える化することが必要です。
そのうえで、どのような手を打つかを具体的に考え、構築するのが最も適切な手を打てるのです。
経済産業省 デジタルスキル標準に基づく DX診断
- 「DXSS-DS」は、経済産業省・情報処理推進機構(IPA)から2022年12月に公開された「DXリテラシー標準」と「DX推進スキル標準」に基づき、各項目を設問化しています。そして、当フォーラムが長年にわたりITSS-DSやDS-Multirole【DX】などのスキル診断に組み込んできた行動特性を表す「コアコンピテンシー診断」を加えて、DX推進における人それぞれのスキルと役割が明確にわかるよう設計されています。
- あらゆる分野のビジネスパーソン向けには、新しい価値を生み出すために必要なマインドスタンスやDXを理解するために必要な知識を問います。DXを推進するビジネスアーキテクト、デザイナー、データサイエンティスト、ソフトウェアエンジニア、サイバーセキュリティの5つの人材類型(15のロール)に対しては、それぞれの専門分野のスキルに関する設問で構成されています。合わせて16のロール(役割)におけるスキルが一度の診断でその場でわかります。
- エンジニアがスキル診断に要する時間は30~40分程度。
結果は、ポートフォリオ形式で表示できるほか、CSV形式でダウンロードも可能です。
経済産業省策定「DXリテラシー標準」と「DX推進スキル標準」
デジタルスキル標準の構成
デジタルスキル標準は「DXリテラシー標準」と「DX推進スキル標準」の2つの標準で構成されています。
「DXリテラシー標準」はすべてのビジネスパーソンに向けた指針及びそれに応じた学習項目例が定義されており、「DX推進スキル標準」は DXを推進する人材の役割(ロール)及び必要なスキルが定義されています。
DXリテラシー標準の構成
DX推進スキル標準の構成
DX推進スキル標準は、5つの人材類型と、その下位区分であるロール、全ての人材類型・ロールに共通の共通スキルリストから成っています。
ロールとは、組織・企業や個人にとって活用がしやすいように、人材類型を業務の違いによってさらに詳細に区分したものです。
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