職種をいくつでも選べて、どんどん比較できたらもっといいね
岡田 「ITSS-DS」という診断システムについての要望や、率直に言って使いにくいところなどあれば教えてください。水上 使いにくい点というわけではないですが、今回は、現在の職種、得意な職種、将来してみたい職種という3職種の同時診断のオプションを契約したのですが、これはオプションではなく、もうとにかく「これやってみたい」「あれやってみたい」というのを自由に選んで診断できると良いですね。将来の職種としてではなく、これやってみたらどうなんだろうというぐらいの気持ちで使えると、受診者側の意識っていうか、取り組み方もかなり積極的になる気がするんですよね。
迫 それ良いですね。自分の適性って分かってるようで分かってない気がしてきました(笑)どんどん診断してみる、すごく良いと思いますね!
プロジェクト構成を要員のスキル特性から評価する仕組みなんてどうか?
水上 ある案件が出てきてプロジェクトを立ち上げることになったとして、そのプロジェクトのスキルバランスを評価したり、顧客特性を考慮した要員調整の機能があったりしたら便利じゃないですかね?例えば5人のチームを作る。いざ人員をリストアップしてみると、この部分のスキルを持った人材がいませんよと教えてくれるようなシステムです。なかなかこういったスキルの隙間って認識するのが難しいと思うんですよね。スキル管理システムとして、サササっと出たらすごい革命だと思うんですけどね。
人材の適正配置にもっと活用していきたい
岡田 では最後に、「ITSS-DS」の診断データを今後どのように活用したいとお考えですか?

「人材の適正配置にもっと活用していきたいよね」
迫 プロジェクトだけでなく、部署内の異動・適正配置といったところでも活用したいですよね。わりと人間くさいところで我慢というか最大効果が発揮できていないところってあるのかもしれませんし。

「人材の適正配置にもっと活用していきたいよね」
やはり当面はデータの蓄積
水上 そうですね。そこまで行けば、(「ITSS-DS」を)わりと使えてるなという気はするのですが、まだ、そこまで行ってないですね。使い方の知識そのものがまだ足りてないこともありますが大きくは、やはりデータの蓄積がまだ全然足りないと思ってます。(診断結果にも)かなりブレが出てくると思うので、ある程度数をこなしていって、平均してみて「この辺かな」というところを見つけていかないと。「(スキルが)上がった、下がった」というのをそのまま1年おきに見ていても駄目じゃないかなという気はしています。だから今回もそのプロマネ関連のところが「ちょっと上がったかな」とか思っていますが、「本当にそうなのか」というのを、やはりここ2、3年見ていかないといけないですね。半年に1回やるというのも精度としては良いのかなと考えてもいるんですけどね。まあともかく継続していきたいですね。
─── 本日は、長時間ありがとうございました。
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